ごあいさつ/理念
Greeting / Philosophy

管理者ごあいさつ

上野原市立病院 管理者 片山 繁

地域の方々と共に歩み、
地域医療の未来を創る

上野原市立病院管理者の片山繁と申します。自治医科大学卒業後、兵庫県で約13年地域・へき地医療に従事し、東京北医療センターでの約8年救急総合診療、三重県立志摩病院の管理者を経て、令和1年7月より上野原市立病院で管理者として勤務しております。これまでの経験から医療が地域社会に与える影響の大きさを深く実感しています。

上野原市は山梨県の東部に位置する周囲を山で囲まれた緑と水が豊かな街です。隣接する東京・神奈川などの通勤圏のベッドタウンでもある一方、自然豊かな移住先として幅広い世代から注目されています。しかし、市街地を離れると通院困難な高齢者も多く、人口減少や高齢者割合の増加など日本社会が抱える課題を凝縮したような地域でもあります。そうした環境の中で医療を提供し続けることは困難を極めることであり、我々が地域医療を遂行できているのは住民の方々から医療を提供する病院へ寄せられる信頼や感謝の言葉があってこそです。

地域医療は社会の一部として重要な役割があります。医療が地域交通や産業にまで影響を与える事実を受け止め、病院の持つ役割は単なる医療提供の場ではなく社会貢献の側面がある事を深く感じています。その中で、試行錯誤しながら少しずつ課題を乗り越え、成果を得られたときの喜びは何事にも代えがたいものです。
地域にお住いの皆様の暮らしを守るため医師としての使命感を新たに、日々奮闘しながら、管理者として地域医療の発展に尽力してまいります。

病院長ごあいさつ

上野原市立病院 病院長 長坂 光泰

協力の輪でつなぐ、
上野原市立病院の新たな挑戦

上野原市立病院 院長の長坂光泰です。
出身は山梨県で山梨医科大学(現山梨大学医学部)を卒業しました。上野原町立病院時代から転勤を重ね、脳神経外科医として現在勤務しています。

2005年(平成17年)北都留郡上野原町と南都留郡秋山村の合併により上野原市が発足し、上野原町立病院から上野原市立病院となりました。しかし臨床研修制度により、大学からの医師派遣中止による常勤医が減少、病院は衰退をたどり、一時病院の存続が危ぶまれる状況になりました。そんな中、公益社団法人(当時は社団法人)地域医療振興協会による指定管理制度が行われることとなり、現在の病院に生まれ変わりました。このように病院が存続した経緯がありますが、協会による指定管理だけでなく、私の出身の山梨大学の協力はもちろんのこと、地元医師会の先生方、病院職員の協力がなければ存続はできなかったと考えています。
現在の上野原市立病院は、公立病院ですが、病院職員は公務員ではありません。協会の指定管理下、自治医科大学の山梨県出身者をはじめとした非常勤医の派遣が行われています。
外来診療は、山梨大学医学部各診療科の支援、近隣病院から支援をいただき、多くの診療科の業務を行っています。入院診療は、主に内科一般、外科系は、消化器外科、整形外科、脳神経外科、眼科を行っています。患者・ご家族の皆様に安心して診療を受けていただけるように皆誠心誠意しっかりと勤務しております。

市民の皆様の信頼をいただき続けることができる病院を構築、継続していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

看護部長ごあいさつ

上野原市立病院 看護部長 和田 優子

地域拠点病院として、
多様な看護の未来を育む

上野原市立病院看護部長の和田優子です。
上野原町立病院時代に就職して早20年余り、透析室、外科系病棟、外来・救急、訪問看護等経験してきました。保健師職で働いた経験を活かし、地域とのつながりを大事にしたいと考えています。看護理念を『いのち・暮らしを支える看護を提供します』と掲げ、急性期から慢性期、在宅療養までを支える看護師を育成しています。地域医療振興協会の目指す看護師像は『いつでも、どこでも、限られた資源の中で、自ら考え行動する看護師』です。地域の拠点病院としての役割をもつ上野原市立病院として、地域医療、看護を常に考え、若手看護師の育成とジェネラリストの活躍を支えたいと考えます。院内には、スペシャリストとして、がん性疼痛看護認定看護師、感染管理認定看護師、特定行為研修修了者が勤務しています。また地域医療振興協会の取り組みの一つに他施設支援事業があり、離島診療所やへき地診療所、他医療機関の病棟看護や手術室看護出向する機会があります。さまざまな経験ができる利点を活かしつつ、この地域にとって必要な医療、看護を提供できるジェネラリスト育成を今後も目指していきます。

病院理念

『 共生、信頼、融和 』

基本方針

  • わたしたちは、地域の急性期病院として安全で良質な医療を提供します
  • わたしたちは、市民に信頼され、利用しやすく、愛される病院にします
  • わたしたちは、働きがいのある職場作りと優れた医療人を育成します

病院コンセプト

地域と共に生きる

上野原市立病院は、地域の一員として融和の精神で市民の皆様と共に歩みながら、日々の健康を支える信頼の医療パートナーでありたいと考えています。急性期から慢性期・在宅医療に至るまでの幅広い医療・看護を提供し、ご自宅と医療を繋ぎ、住み慣れた街で安心して暮らし続けられるサポートをします。

上野原つなぐプロジェクト

キーワードは地域 上野原つなぐプロジェクト

地域医療を実践するためには地域がつながり、協力し合うことが必要不可欠です。当院では、病院が地域の一員として取り組む活動を「上野原つなぐプロジェクト」と呼び、地域の連携機関とのつながり強化や地域住民と医療をつなぐことなど様々なつながりを強化するために活動を行なっています。

在宅医療 健康づくり 災害医療 地域づくり ACP人生会議 人材育成

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